医療・福祉宣言

~いつでも、どこでも、だれもが安心できるよい医療・福祉を~

私たちはこんな診療所をめざします。

十勝勤医協柳町病院は、患者の立場に立った親切で良い医療を行い、音更町及び周辺地域住民の生命と健康を守る活動を進めるため、1995年11月に開院しました。 その後、3つの介護事業所が開設され、医療と福祉・介護の複合的な活動を進めています。
 現在、地域住民のくらしへの「痛み」は、政府・与党の構造改革に加え、BSE問題なども相まって、「激痛」となり深刻化しています。「命は平等です」わたしたちは、治療や介護の必要な人々が、 患者や利用者になれない実態を改善すべく、今後もよりよい医療・介護活動を全職員の力を発揮し進めていくことを宣言します。

医療・介護の複合的活動をいっそう充実させます。
通所介護・在宅介護支援センター・居宅介護支援事業所の4つの事業所が常に連携し、全身管理・生涯管理活動を通じ医療と福祉・介護の一連したサービスの提供をすすめます。
医療・介護のネットワークづくりをすすめます。
だれもが自分らしく暮らしていけるよう、地域の医療機関や介護・福祉施設、事業所と情報交換し連携して、高齢者や障害者とその家族を支えていくための地域ネットワークづくりをすすめます。
だれもが安心して住み続けられるまちづくりに参加します。
友の会員や地域住民との健康相談会・懇談会などの開催と共に、町内会・老人会などの諸団体との連携を強め、暮らし・環境・雇用・教育・文化などの住民要求に基づく行政へのはたらきかけや、地域づくりに参加・協力します。
学習・成長する職員集団と民主的職場づくりをめざします。
医療の安全性を守るための学習をすすめ、職種間で何でも相談しあい、対等平等に意見を出し合える民主的職場づくりをすすめます。
社会保障制度の拡充と平和を守る運動を取り組みます。
国民の生存権を脅かし、戦争への道をめざす政治の流れの中、お金の心配なく利用できる医療・福祉介護制度の確立と日本国憲法を守り戦争のない平和な社会をめざす運動を全職員で取り組みます。

2002年8月
十勝勤医協柳町医院 デイサービスすずらん 在宅介護支援センター柳町 居宅介護支援事業所柳町