~いつでも、どこでも、だれもが安心できるよい医療・福祉を~

私たちはこんな診療所をめざします。

 子どもたちが健やかに育ち、若者が生き生きと働き、お年寄りが安心して暮らせる平和な世の中を誰もが願っています。しかし現実には、高齢者や障害者など弱者が切り捨てられ、まじめに働く人々がむくわれない冷たい政治が続いています。私たちは、誰もが安心して健康に暮らせるまちづくりをめざして、医療・福祉の充実・改善のために活
動をすすめます。

患者さんが安心してかかれる診療所をめざします。
 患者さんの人権を守り、安全で良質な医療が提供できるよう日々努力し、診療情報を公開・共有します。カルテ開示を行っています。
広い視点で病気をとらえ対応する、地域に根を張った診療所をめざします。
 患者さんの訴えを大切にし、労働の現場や日々の生活に目を向け、病気をその背景まで含めてとらえられるよう、患者さんや地域の人々と共に歩む医療を大切にします。
他の医療機関・福祉施設と連携して患者さんの治療に責任を持ちます。
高齢化社会の進行で障害を抱えたお年寄りが増えています。いわゆる成人病をしっかり診る医療をすすめつつ、予防から社会・家庭復帰までを視野に入れた活動を目指します。多くの医療機関・施設とネットワークを作りその一翼を担います。
互いに学び成長する民主的な医療集団をめざします。
 白樺医院は新しい診療所です。職員が職種を問わず「あるべき診療所」の実現をめざし、率直に議論し、団結して行動するよう努力します。
平和を守り医療や社会保障制度を良くする運動をすすめます。
 病人が患者になれない、お金で生命が左右される現実がさらに深刻になっています。また、日本を「戦争する国」にしようとする動きが強まっています。平和であってこその医療であり社会保障です。広範な人々と手をとりあって運動を前進させます。

2002年6月6日 十勝勤医協白樺医院職員会議